遊びと本気。
第十三章
遊び?本気?と女性にたずねられた方は間違いなくモテル人だと思う。
私の場合「遊び?」とは聞かれた事はありませんが、「本気?」と言われそのあと記憶がなくなるぐらいのビンタは喰らった事はなんどもあります。
それはなぜか・・・「お尻の方やらしてくれへん?」が前提にあってそのあと「本気?」となりまして。
中には寛大な方もいてらっしゃるのですが、そんな人の場合大抵は「諭吉さんは何人私の財布に来てくれるの?」
と現実の世界に引き戻されて「そんなんちゃう。。ちゃうねん。。ちゃうちゃう」と涙目で夜の町並みを裸足で走らなければいけません。
そう言えばテレクラで、綺麗なおねえちゃまとお会いした時の話ですが、ダメ元でトライしたのです。すると当然の如く「わたし変態ちゃうし・・無理!」と一喝されました。
夜のネオン街に消える彼女の背中を見ながら「まぁ〜当然やね・・・」とため息ひとつ。
ポケットに手を入れながら、100円ライターでタバコに火をつけ。「なんか俺ってカッコいい・・・」とつぶやいたのは遠い思い出。
コダワリのある人生なんとすばらしいのでしょう。みなさん自分をもっと好きになりましょう。ヤマナイ雨はないですから。